どうも。
仙台でviaという美容室をやってます。スズキです。
みなさん、オリンピック見てますか?
ぼくは正直始まるまでは何もこんな時期にやらんでも…。と思ってました。今もそういうスタンスの人は少なくないのも知ってます。
そこは人それぞれの事情や信条があると思うし、正解も不正解も人によって違うので言及はしません。
ただ、これだけは言わせてください。
スケボー最高過ぎる!!!泣いた!!!
もちろん、レスリングの金も野球の決勝進出もこれまでの激闘も素晴らしいんだけど今日ぼくはスケートボードのパーク決勝に心打たれました。
もちろんストリートのメダルラッシュも、今日のパーク女子の金銀も凄かったんですがぼくが泣いたのは日本勢の活躍とかではなく、選手たちのカルチャーがもう最高すぎて。
ライブで見た人はわかると思うんですが選手同士がリスペクトし合う姿勢がほんとすごくて。
どこの代表とか関係なく選手がみんなハイタッチしてハグしあってお互いの健闘を称え合う感じが素晴らしすぎて。
特に心打たれたシーン。
今日の決勝、ちょうど手が空いた時間だったので食い入るように観ていました。
最後に滑った岡本選手は直前のスカイ・ブラウン選手に逆転されて大技決めるしかなくなったんですよね。
そのプレッシャーにも負けずギリギリ最後までいい滑りを見せて最後の最後、逆転を賭けた大技を繰り出すも失敗、転倒。
悔し涙を見せる岡本選手に会場は割れんばかりの拍手。
そして戻ってきた岡本選手を他の国の選手達が抱えあげてリスペクトするんです。
おじさん、不覚にも泣きそうになりました。
むしろ若干泣きました。
勝つとか負けるとかそういうんじゃないんですよね、きっと。
みんな自分との戦いで、それを分かっているからリスペクトし合う。そしてそれを楽しむ。
何これもう最高過ぎるしか出てきません。
ともすれば何が正しくて何が悪なのかを決めたがったり、悪だと思えば関係ない人達まで群がってきて袋叩きが始まったり、自分の中の正義を正当化するために他者を悪だと決めつけたがったり。
そしてそういうのって大抵いい大人がやってるんですよ。
大の大人がよってたかって異質なものを排除するのに必死になって自分の正しさを主張し合う。
まぁ、醜い醜い。
ほんとね、見逃し配信ここで観れるからまだ観てない全人類に観て欲しい。
ここには優しい世界しか広がってないんですよ。
あえて日本風に言うならば「自分に厳しく他人に優しく」。
そういう言葉が昔からあるように本来そういう気概が日本にもあったはず。
むしろこれは優しさとはきっとまた違う、敬意とかそういうものでスポーツマンシップとかオリンピックの意義とか、ひいては多様性とかそういうものの本質を見た気がします。
ぼくはもうこれを観れただけでオリンピックを開催したことに一定の評価をしたいくらいです。
明日は男子のパーク決勝があります。
己と戦い、それを楽しみ、リスペクトし合うスケートボードのカルチャーをぜひリアルタイムでみてほしい!
ぼくはその時間、ご予約が入ってるけど…お客様と一緒になって観ちゃおうかなと企んでいますw