仙台市青葉区のキラーナで美容師をしております。スズキユタカです。
さて、寒さも深まるにつれカラーの需要は暗めにシフトしている傾向にあります。
そんな中、ぼくが黙って(正確には全て終わってからお話している)やっていることがあります。
それは…
白髪が無くても白髪染め
トーンダウンの際に白髪染めの薬を使うことです。いわゆるおしゃれ染めと言われる普通の薬に混ぜることもあればそれだけで行くこともあります。
狙いとしては足りなくなってる色素の補充と褪色防止みたいなところなんですが、「白髪染め」という言葉にナイーブになっている方もいるので黙って使いますw
染まりあがって仕上がりを見てもらってからネタばらしすることがほとんどですね。
たとえば、ブリーチ+縮毛矯正をしていたこの方(ちなみにぼくはこの組み合わせは大抵お断りします。こういう状態を作らないことを前提にしています。)
切れ毛は正直なんとも出来ませんが、表面の褪色が激しいので他の部分とそろえつつ、なるべくもつようなネイビーグレージュを目指します。(もちろんワンメイクで。)
で、カラー後。
やはり切れ毛は気になりますが色としてはかなりいい状態ではないでしょうか?ドヤッ
からのスタイル撮影。
これならストレートタッチでもパサつきも目立たず
ゆるふわに巻いても黄ばんで透けることのない透明感
どうでしょう?
そもそも白髪染めって名前が悪いと思うんですよね。白髪も染まる薬剤なだけであって、多様な使い方ができる薬剤も最近は増えています。
何でも適材適所ってことですね。
ただし、もう一度言いますが、こういう状態を作らないことが第1なのは強くお伝えしておきます。
ということで、天元突破直前のスズキでした。
では、12月お待ちしてます!マジで!