先日、こちらでお伝えしたうちのビルに迷い込んだ子猫のお話。
あんなことを言いつつ、やらない偽善よりやる偽善をモットーとしているわたしは一応救出大作戦を決行いたしました。
状況が説明しづらいのですが、うちの店のビルの1階にエレベーターまでの20mほどの通路があります。
その通路の屋根裏部分の骨組みの入り組んだところに迷い込み出れなくなっていた子猫がまる2日ほどニャーニャー鳴いていました。
・1日目
声は聞こえているものの、いる場所がはっきりしなかったので捜索活動。
姿を確認するものの、手が届かない場所だという事がわかり時間も遅くなっていたため、多少の食料を設置。入り込んでいた場所の入り口を多少広げて撤収
・2日目
前日と同じ場所にいることを確認。
うちのスタッフとニャーニャー言ってみるが寄ってくるわけもなく。
さらに入り口を広げ食料も追加し撤収。
・3日目
入り込んでいた場所からは抜け出してすぐ近くで鳴いている姿を確認。エサで釣ったりしてよんでみるものの反応なし。
ちょっと目を離した隙にさらに遠くへ。
念のため下へ降りれるように足場を設置し、毛布とハチミツ(後述)をおいて救出大作戦完了。
そんな流れでした。
2日目の時点で保護できるものと踏んでいたので、動物など小学生の頃にカメを飼っただけのぼくは保護した後の対応に悩みました。
そこで、本来の使い方ではないと分かりつつも仕事のためにお客様に登録していただいているLINE@にこんなメッセージを流しました。
すると沢山の返信をいただきました。
歯が白い先生とは…(笑)
こういうご返信下さるのも、まさしくぼくを支持してくださってるお客様っぽくて勇気づけられました(笑)
教えてもらったハチミツも準備。
さらにTwitterでは、トップ猫ブリーダーでananの猫特集にも飼っている「ほたて」が取り上げられた、尊敬する豹柄美容師の豹さんからもアドバイスいただきました。
豹柄美容師、中村さんの「ほたて」がananに載ったよっていうブログ。
(ちなみ、ぼくと違って超絶役立つ美容記事も沢山ありますので隅から隅までご覧下さい。)
おそらくあの猫が迷い込んだところから脱出できたのはカニカマ置いといたからだと思います。
そういうことにします。
今回、沢山の方からアドバイス、ご協力、ご心配をしていただき、とりあえずは脱出させるところまではなんとか完遂することができました。
あらためて沢山の方に支えられていることを実感するとともに、どこかに旅立った「ひろし改めカニカマ」には元気でやってほしいと思います。
あ、「ひろし改めカニカマ」というのは今回の猫の名前です。猫ひろしからあやかってひろしにしようと思いましたが多方面からセンスがないと言われたので、豹さんの「ほたて」にあやかり「カニカマ」に改名いたしました。
とりあえず、3日も連続で通路の屋根の上によじ登っていたので、何気に筋肉痛です。
この筋肉痛が癒える頃にはカニカマもどこかで元気を取り戻していることでしょう。
重ね重ねご協力いただいた皆様、ご心配いただいた皆様ありがとうございました。
スズキ&カニカマより。
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