わたしの名はスズキユタカ。
自宅は仙台市中心部の東側にあり、仕事はKiRANA SENDAIで美容師をしている。
知っているかい?6月の14日はわたしの誕生日だったのだよ。
という感じで吉良吉影風に述べてみたわけですが、先日無事30代最後の1年に突入しました。
誕生日を迎えるにあたり去年の今頃のブログを読み返してみると時はまさに2018サッカーW杯ロシア大会の真っ只中。
恐ろしいほどの熱量と文字数で日本代表のサッカーについて語るわたしがそこには存在していました。我ながら実に気持ち悪い。
歳をとるというのは怖いもので、W杯からまだ1年しか経っていないなどとは思いもよらず、あまりの時間の流れのスピード感に頭を抱えてしまいました。
思い返せば数年前、インターネットの海に身を投じSNS上でたくさんの人とやり取りすることに熱中し、何かネタがあればすぐさま乗っかっていたあのころ。
誕生日ともなれば自らアピールすることさえして数十人もの人からお祝いのメッセージを頂き、今思えばまさに「コッチヲ見ロッ!」と思っていたあのころ。
数年経ち、頂くお祝いのメッセージも減り自らアピールすることもしなくなりました。
それでも何人かからはお祝いして頂き、お客様からは差入れを頂いたり友人からはプレゼントまで送られてきたり。
お祝いしてくれた人にはもちろん溢れんばかりの感謝しか無いのですが、以前お祝い頂いていた方々の目覚しい活躍を目の当たりにしているとそれどころじゃないというか、周りの空気感が以前とは違うことも痛感していて果たして自分は数年前からどれだけ変化、進化できているのかと一抹の不安さえ覚えます。
目まぐるしい変化を遂げるこの世界の片隅で、ただ歳を重ねるだけでなく数字以外の何かを構築しながらそろそろ折り返しに入った人生をいま1度見つめ直すことも必要かなと。
激しい喜びはいらない…そのかわり、深い絶望もない…植物の心のような人生を…そんな平穏な生活を目標にしつつ、そして細やかな気配りと大胆な行動力で対処すれば…けっこう幸せな人生を送れるような気がする…
わたしは常に心の平穏を願って生きてる人間ということを説明しているのだよ…勝ち負けにこだわったり、頭をかかえるようなトラブルとか、夜も眠れないといった敵をつくらない…というのが、わたしの社会に対する姿勢であり、それが自分の幸福だということを知っている…もっとも、闘ったとしても、わたしは負けんがね。
わかる人にはわかるネタですが、案外そんな感じかなと。
幸いぼくにはブラックだなんだと騒ぐ気にもならないくらい熱中できる仕事と、その仕事に対してこの上なく刺激を与えてくれる美容師の友人達と、そんな生活を支えてくれる人達、そして何より信頼して頂いているお客様がいます。
しかし、「思い込む」ということは何よりも「恐ろしい」事。
仕事に対しても、友人、お客様に対しても慢心せずにやっていきたいと思います。
『幸福に生きてみせるぞ!』
ちなみに、今回ネタ的に使わせてもらった吉良吉影フィギュアは滋賀の愛すべき友人、auraのヒロユキさんから頂いたものです。
ぼくも1度髪をやりにおじゃましましたがアットホームかつ丁寧な仕事をするぐう聖です。
お近くの方はぜひ!贔屓目なしにオススメしますっ!!