仙台のキラーナという美容室で美容師をしております。スズキユタカです。
今日のはただの長めの独り言です。
今日、とある経路で新規指名のお客様がいらっしゃいました。
そこでいろいろお話していたら「某ットペッパーだとその人が何が得意かとかが分からないから選びにくい」とのこと。
お店単位でいわゆる広告としては類まれなる効果を発揮するのは火を見るより明らかではありますが、やはりお客様の多くは「人対人」の関係を望んでいるんではないでしょうか?
こういう方はカウンセリングもスムーズです。ぼくの場合、期待されているのは「透明感のあるハイトーン過ぎない寒色系カラーをキレイに出す」というのが命題になってくるのが分かっているからです。
需要と供給が始めからある程度マッチしているからお互い安心感に近いものを持ってスタートできます。(あくまでぼくの主観ですが。)
アメブロ時代から数えると最近はまちまちになることもありますがブログを書き続けて3年。
やってなかったら有り得なかったことがいろいろあります。
既存のお客様に対しても、「ぼくは今こういうことを大事にしています。」とか「最近はこんなカラーがオススメです。」とか逆に言えば「ぼくのテリトリーはこの辺まで。全然違うジャンルならもっと違う人の方が数もこなしてて良いですよ」みたいなことも伝えられていると思います。
それ以外でも、「引っ越したんですね」とか「DIY進んでますか?」とか「わたしもapbank fes行きました」とか会話の幅が広がりました。
数年前のぼくのただひたすらふざけてるだけのブログを東京にお住まいの方がたまたまFacebook経由でご覧になって、仙台にお引越しされて美容室を探していたらこのブログにたどり着いて「あれ?あの時の変な人だwでもヘアスタイルとかもちゃんとやってるし面白そうだから行ってみよう」みたいな感じでいらっしゃった方もいます。
こういうのは某ットペッパーみたいな「お店の広告」では出せない部分だったりします。
自分でサーバー代を支払い、自分でテーマを買い、さらにカスタマイズして構築し、全て自己責任でやっているから書けることもあります。
もちろん美容師として書いているのでコンプライアンス的な部分などは考えているつもりですが、何書いても文句言われる時は言われるますしね。
何もせずに会社がお金払ってくれた広告で「誰でもいいです」ってきた方を担当してお互い求めていることやご提案したいことがマッチしにくい可能性を持ちながらスタイルを作るくらいなら怒られたほうがマシとさえ思います。
ぼくも以前はこんなこと思いませんでしたし某ットペッパーで出会ってずっときて頂いているお客様もいます。
でも今は美容師が個人として自分を表現できる場がいくらでもあり、お客様もそういう美容師の「個」の部分を判断基準にしたいという方も増えています。
ブログを書いてマイナスな事もあるのかもしれませんが、プラスなことの方が遥かに多いですよ。
すごくたくさんの事を考えるようになる。
お客様が求めてることは何なのか本質的に感じようとする。
日々の何気ないお客様との会話へのアンテナの張り方も変わる。
やってない方はオススメします。
やるつもりのない方はやってる人にとやかく言うべきじゃない。
どんなブログを書いている人も内容の是非はともかく、書いていない人より遥かに色んなことを考えて書いているのは確実なのだから。
おっと、これはまた別の話でした。
んでも、やはり自分がどんな思考を持っていてどんなスタイルやテイストが得意でお客様にどういて欲しいと思っているのか伝えられるブログというのは何10万も払ってクーポンメインで並べられるような場所よりは発展的な気がするのは気のせいですかね?
とにかくぼくは1人の人間としてお客様と繋がっていく美容師人生が送りたいので、これからもブログを書き続けていくことでしょう。たぶん誰も見なくなっても書くでしょうね。
まぁ、飽きたらやめるかもですがw