どうも。仙台のキラーナで美容師をしています。スズキユタカです。
なんかこないだTwitterで
キュレーションメディア界隈のなんやかんやがおおごとになってるけど、ホットペッパービューティなんてブログからスタイルまで根拠の無い情報やら無許可の引用の巣窟やで。
リクルートの全サービス止まったりしたらこんな騒ぎじゃすまないだろうな。— スズキユタカ【年末の貴公子】 (@kiranasuzuki) December 8, 2016
こんなのツイートしたら思ったより反応されてて、あまり他の美容師さんに興味の無いわたしがリスペクトする数少ない美容師のお1人の木村さんのブログにも引用されてて、ひぇ~って感じだったんです。
ここで「なんかキュレーションメディア界隈がザワついてましたが…」とか書くと、知ってる人は「あぁ~、あれね」みたいになると思うんです。
わたしは基本的にこのブログはお客様に向けて書いてます。
で、おそらくそんなこと書いてもわたしのお客様の9割は???って感じだと思うんです。
関係ないし、興味のあるジャンルでもないと思うんで。
正直、わたしもどうでもいいです。ブログ書いたりしてて多少気にしなきゃとは思うのものの、別にわたしはキュレーターじゃないので。
で、一応、世の中ではこんなことが起きてます。
簡単に言うと、不正確な情報とか無許可で他所様の画像や文章使ってたメディアが炎上しちゃったから、そのメディアを運営してたDeNAが他のメディアも含め記事を非公開にしたっていう流れです。
そして、それにならって似たようなメディアがそれに追随したと。
先ほどのわたしのツイートはホットペッパービューティの中のブログとかヘアカタログも似たようなことあるんじゃないかなって話。
ホットペッパービューティのブログは一応ガイドラインみたいのがあるんです。医療行為を連想させるような表現はダメですとか、著作権に配慮して書いてくださいとかリクルートさんからいろいろ出されてるんです。
でも、木村さんのブログにもあるようにたぶん見てない。
ヘアカタログに関しても人のスタイルをパクッたり、スタイル写真を売ってる業者から買ってそれを自分の作ったスタイルかの様に載せたりってのも、普通にあるみたいです。
まぁ、平気で他人様が一生懸命書いた文章コピペしたり、スタイルパクったりするのはクソだと思うんですよ。
思うんですけど、でもわたしは別に気にしません。
イイと思われたからパクられるわけで、むしろ勲章みたいなもんだと思うんです。
わたしは他人様の作ったスタイルを自分のものにしても、それを再現できるかどうか自信ないのでやりませんが、そういう技術力あるならいいんじゃないですかね。
ちょっと飛躍しすぎかも知れないけど、昔は雑誌のヘアカタログとか見せて「こんなスタイルどうですか?」とか言ってたのと、大して変わんないんじゃないの?
自分が作ったわけでもないスタイルを載せるんじゃねぇ!みたいなことを言うなら、自分が作ったスタイルでもないものを勧めるんじゃねぇ!ってことにならないのかなぁ?と思ったりして。
まぁ、わたしは自分のがパクられたの発見したことないので関係ないんですけどねw
ブログのコピペとかそういう部分に至っては、要はリテラシーが追いついてないのに、半ば強制的にそういったツールを使うことになってるんでしょうね。
その結果自分の中に無いものを出さなきゃいけなくなったってことで、悪意があるかどうかが1番問題かなと。そのへんはその人にしか分からないし大半は「あ、これいいな」くらいの軽い気持ちだと思うんですよね。
そのリテラシーも人によってこれはセーフとか、これはひどいとか捉え方違うから難しくてパクられた本人以上に周りが燃やすこともありそう…
情報が正確かどうかなんて、世の中は曖昧と矛盾と嘘と欺瞞に満ち満ちて成り立ってるんだから、読む方も鵜呑みにすんなよってのは言い過ぎですかねw
もちろん、書く側がちゃんと精査するのは大前提として。わたしレベルになると書いてることあってるか不安ですぐググりますからw
結局、いろんなコンテンツはあれど生み出す方も消費する方も、それなりのステージに上がらないといけなくてそれがズレてると問題になるのかなと。
情報過多のこの時代、価値観も違えば思想も違う人達が同じ情報見たり膨大な量のコンテンツに触れたりするんだから、お互い努力すべきことはあるんでしょう。
とりあえず、大して読まれもしないこんなブログですが、いままで以上に気をつけていきたいと思います。
では最後に一句。
「誰だって
生まれ来る時
皆情弱」
おあとがよろしいようで。