じゃーんけんぽん!
アッシュ塗ってホイッ!
どうも。KiRANAの寒色の貴公子ことスズキユタカです。
先日、カラーのカウンセリングで失敗しない方法を記事にしたところ、ぼちぼち読んで頂いたようで。
調子にのってまた美容室でのオーダーの仕方について書いてみます。
髪型を変えたい時
前提としていつも同じ感じの方で、いつも同じスタイリストにおまかせしてる方は参考にならないのでホームボタンをどうぞw
さて、何となく髪型変えたいなーって時ありますよね?
でもこれと言ってやりたい髪型があるわけでもない…
そんな時はまず言えるのは…
無理に変えなくて良し!
元も子もないですね…
でも、ちょっと変えるのって「前髪だけ」とか「顔周りだけ」とか「ちょっとカラーの雰囲気変える」とか、そんなんで思ってるより変わるもんです。
そんな感じでしばらくいたけど、どうもムズムズしちゃう…
みたいな方は読み進めて下さい。
〇センチ切ってくださいはNGワード
「毛先5センチ切ってください!」
これたまにあるんですが、たぶん翻訳すると
「(ちょっと雰囲気変えたいけどバッサリ切るほどの覚悟はないから切ったなって実感するくらいの)毛先5センチ切ってください!」
だと思うんですね。
これはカッコ内の方が重要です。
どんな髪型にしたいかよりも、どんな心境でいるのか、その結果としてどうしたいと思ったかをそのまま伝えてもらえるとその心境に合わせたご提案ができるでしょう。
迷った時はメニューも相談!
予約の時点でメニューを決めておかないといけないと思ってる方も多いと思いますが、これはカウンセリングした結果変わることもやむなしと思っています。
ただ、いかんせんご予約の状況によってはお時間に限りがあることもあります。
その時は予約の時点でどうするか迷ってる旨を伝えましょう。
もしくは、これがベストなのですがLINE@(ビジネス用LINE)を利用している美容師さんもかなり増えてきました。
もちろんぼくもありますが、そちらで事前に直接ご相談されるのが1番かと。
実例
さて、この方。
もともとクセのある髪質で雨の日(ちょうどこの日は雨でした)になると広がっちゃうんですよね。
でも、ちょっと気分変えたいということで10センチくらいカットしたいと。
今までは長さや軽さを調節して膨らみにくく、膨らんでもバランス取れるようにしてたのですが、その長さだとさすがに抑えきれないということで部分的なストレートをご提案しました。
今までも何度か軽くはご提案してたのですが、やはりちょっと抵抗感があったのと、乾かし方次第では落ち着いていたので見送っていました。
今回は梅雨も見越して半ばゴリ押しで。
こういう信頼関係を築くのも大事ですね。
さて、なんやかんややって(また途中のプロセス撮ってないだけ)仕上がりです。
毛先はパーマの残りとクセがミックスされてる状態。乾かす時に動かしてやればパーマ感はバッチリ出ます。
なおかつこの収まり感。
この日はご予約にも余裕があったので(いつもありすぎて困ってます。これ読み終わったらご予約お願いします。)当日、カウンセリングの末にメニュー変更させていただきました。
美容業界に伝わる名言にこのようなものがあります。
【美容師は魔法使いじゃない】
もちろん様々な技術を駆使して結果を導いて行くのですが、例えばカットじゃクセは無くならない(ある程度抑えることは可能)し、パーマスタイルをカットで再現はできないし、目指すスタイルの為には必要な工程が必ずあり、それは美容師さんに一任するのが最善だと思います。
そういった「任せられる美容師」でありたいとぼくは思いますし、皆さんがそういった美容師と出会えることを切に願います。
ノブレスオブリージュ。