仙台のキラーナという美容室で美容師をしております。スズキユタカです。
36日連続降雨記録を樹立した仙台において、雨が降ろうが槍が降ろうが一心不乱に薬剤をチョイスし塗布、そして寒色の虹をかけるべくカラーに勤しんでいる日々を過ごしております。
SNSを全く使っていない方はここに辿り着くことも杞憂だと推量いたしますが、そういったツールが浸透している昨今、ご質問やご予約のご連絡の他にも喜んで頂いているお声を散見致しまして感無量の所存です。
お客様の声
Twitterにおいては
体調が優れず久しぶりにお越し頂いたお客様から待望のスランバーアッシュとのお言葉を頂き、しつこい程に声高にスランバーアッシュを推してきた甲斐があったと咽び泣いております。
ただ1つ残念なのは当店はKiRANAと書いて「キラーナ」と読みます。以後お見知りおきを。(脱字なのは存じ上げてます。揚げ足取りしていじりたいだけですみません。)
さらに、お友達をご紹介頂いた方からはLINEで
こういったご報告も頂いております。
この方は他店でブリーチされてだいぶ褪色されていたので、「寒色は地球を救う」をテーマに褪色を楽しめることを念頭にカラーリングさせて頂いておりましたので、そういったところもクリアできて欣喜雀躍としております。
恐らく白熱灯のようなオレンジみある暖色寄りの照明の下の環境と拝察いたしますが、その中でもオレンジに振られることなく凛として清々しいほどの透明感を放つ毛先には晩夏の夕暮れ時の涼風さえ感じます。
そんな空気の中で微睡む幸福感。
そういった日々のちょっとした幸せを感じられるように、突飛なわけではない色の中にこだわりと想いを詰め込んだのがスランバー(微睡み)アッシュなわけであります。
何でもないようなことが幸せだったと思う。
褪色の過程も含め、ご来店から次回のご来店までのロードをお客様とともに過ごしていけるようなカラーリングができることを切望しながら日々精進しております。
寒色吹雪のアッシュの空は哀しいほど 青く澄んで 胸が震えるらしいのですが、まぶた閉じれば浮かぶ景色が迷いながらいつか帰る愛のふるさとのような美容師であることを目指して粛々と励んでまいります。
サライかしこ。