仙台のキラーナでアッシュをひたすら消費してます。アッシュの化身ことスズキユタカです。
仙台もだいぶ秋の空気になってきて、ぼくのお客様からも「秋っぽくしたい」というお声を聞くことも増えてきました。
ぼくはカラーの99%にアッシュを使うわけなんですが、一口にアッシュと言ってもゴリゴリの外国人風アッシュから、ナチュラルなアッシュ、バイオレットなどに質感を持たせるための隠し味としてのアッシュまで色んな使い方があります。
今日はそのバリエーションをビフォアも交えてお伝えしようと思います。
ダークトーンの外国人風アッシュ
まずは外国人風などと表現されるゴリゴリのアッシュ。こういったカラーは日本人特有の赤みを抑えないと出ないのでハイトーンからのトーンダウンじゃない場合、カラー剤のスペックによっては出しにくい場合もあります。
KiRANAで導入している「イルミナカラー」や「スロウカラー」はこういう色味を出すのに最適なカラー剤です。
ミドルトーンの外国人風アッシュ
こちらはもう少し明るめのものです。
注目して頂きたいのは左側のビフォアの状態です。上のものと比べてこちらの方が明るいですよね?実際使ったカラー剤はそこまで大きく変わらないですが、元の状態によってこれくらい仕上がりが変わってきます。
暗めの状態からこれくらいに持っていくには髪質によっては1度だと厳しい場合もあるかもしれません。その時は段階を踏めば大丈夫です。
ナチュラルなアッシュ
こちらは黄色みを抑えてナチュラルなアッシュブラウンにした感じです。ただブラウンだけで抑えようとするよりも透明感が出て軽さや柔らかさが出せるのと、ここからのカラーチェンジもしやすくなります。
デメリットとしては濃いめのブラウンで染めるのに比べれば多少色持ちが劣るのでどこに重きを置くかを美容師さんとしっかり相談して気になることをクリアにしておきましょう。
バイオレットベースに透明感を出すためのアッシュ
こちらは見てわかるようにベースはピンク〜バイオレットの暖色系カラーです。
そこに透明感を出すためにアッシュを加えています。主役ではなく引き立て役としてアッシュを使うパターンですね。
仙台はまだがっちりアッシュという流れが強いように思いますが、秋冬はこういった暖色系がベースのカラーも増えてきています。
白髪染めとアッシュ
こちらの方は40代のお客様です。
年代的に白髪も気になっていらっしゃる方ですが3回のご来店にわけて少しずつカラーを育てていくことで白髪もきれいに染めつつアッシュをしっかり感じるカラーになっています。
無理に1度で仕上げずに回数を分けて作り込んでいく方がキレイになることも多いですね。
ということで、一口にアッシュと言っても色んな使い方があり元の状態や仕上がりのイメージによって無限の可能性が広がっています。
ぼくのインスタにはこんな感じのや、撮影スタイルとして撮ったスタイルがひたすら並んでます。記事の下の方にインスタのギャラリーとリンクがありますのでよろしければご参考になさってください。
ぜひぜひ色んなアッシュを楽しんでみてはいかがでしょう?