どうも。
生まれも育ちも仙台、根っからの伊達男のスズキです。
仙台と言えば牛タン、ずんたあたりがご当地グルメとしては有名ですね。
先日、休みの日に仙台駅の構内で催事をやっていて覗いてみたら震災で多大な被害を受けた仙台市に次ぐ宮城県第2の都市、石巻市のお店が並んでいました。
宮城が誇る日本三大漁場でも知られる石巻産の水産物がメインで、試食どうぞ〜の声に吸い寄せられていったわけです。
10年くらい前でしょうか。
当時人気絶頂でお取り寄せに2ヶ月かかるほどだったチーズケーキ目当てに行った北海道物産展。
気が付けば1万以上あった財布の中身が北海道の海鮮やら袋ラーメンやら、終いにははそば茶に変わり果て本命のチーズケーキに辿り着く前にATMを経由したことがありました。
思い起こせばあの時からぼくには呪いがかけられていたのです。
言葉巧みな売り文句とともに試食を勧められ、差し出されるがままに試食して試したものを片っ端から買う呪い。
時を戻そう。
石巻市と言えば、金華サバ。
ぼくが宮城の名産としてポスト牛タンと位置づけたい、むしろ個人的には牛タンを凌ぐポテンシャルを感じています。
そして海のパイナップルと称されるホヤ。
その中でも根元部分で内臓が無い分臭みも少ない「へそほや」
今まで知らなかったのですが、これはほや初心者の方にも食べやすいです。
他にも最近耳にすることが多くなった売り出し中のブランド鮭「みやぎサーモン」やら何やら…
財布の中には確かに5000円札があったのです。
1000円札もあったのです。
試食を差し出される度に呪いが発動しお札が減るとともに買い物袋が増えていき、家にたどり着く頃には…
牡蠣、サーモン、サバ、ホヤ、サバ、ホヤ。
もうこれは心霊現象です。
そんなつもりは無かったのに気付かないうちに財布の中身がサバホヤサバホヤにすり変わっていたのです…。
とりあえず美味かったのでもうしばらく呪いは解かずにおこうと思います。
ごちそうさまでした。