仙台の美容師 スズキユタカのブログ/美容室KiRANA@仙台

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ぼくがブログを書く理由

約 1 分

仙台市青葉区の美容室、KiRANA(キラーナ)で粛々と美容師をしております。スズキユタカです。

最近では更新もまちまち、更新内容も宣伝めいた記事の割合が上がっています。
それでもたまにわけの分からない記事を書いたり、どうでもいい日常を綴ったりするのは、まぁ単純に言葉というツールが好きということでしょう。

はるか昔、ヒトは火を扱うことを覚え動物の中でも抜きんでた存在になり、言葉を覚えることで完全に別次元の生き物になり得たわけです。
その後、ヒトは空を飛ぶようになり母星を離れることまで可能にしインターネットを用いてクラウド空間という仮想の領域を作り出すことにまで意のままに操るようになりました。

しかし、どれも言葉を用いなければ成すことも難しく、ぼくはそんな全てのはじまりである言葉というものが単純に好きなのかも知れません。

好きだから言葉で何かを残す、そういう行為やそれに伴い消費される時間が心地よかったりするのです。

やり始め当初は正直、集客だ!とか顧客満足だ!とか美容師としてのブランディングだ!みたいのは多少なりともあったのは否めません。
最近は毎日の日課だったブログやインスタの更新も減り、好き勝手やってたTwitterにさえあまり顔を出さなくなりました。

「SNS疲れ」と言うのは一昔前に「おれ(わたし)はアーリーアダプターだぜ!」勢の方々が往々にして口にしていた言葉ですが、それに習えばたぶんぼくの場合は「自分疲れ」なのだと思います。
自分をどう見せよう、どう振舞おう、どう評価されたい、そんな思いが何か無理な領域に自分を連れ去っていたんだろうな、と。

元サッカー日本代表、中田英寿が突然の引退の理由について後日こんなことを述べています。
「楽しくてやっていたはずのサッカーが楽しめなくなった」
周囲からのプレッシャー、ビジネスとしてのサッカー、そういうものがナカタの「好き」を引っ込めさせてしまったのでしょう。

規模感は全く違えど、わかるところがある、というのはおこがましいですが、好きなことも無理をすると好きな形から外れていくという感覚は誰しも経験したことがあるのではないかと思います。

先日、とあるお客様がいらっしゃいました。
ぼくの母親とおなじくらいの年齢でお身体に多少の不自由があり歩くのがちょっと大変、というお客様。
担当するのは2回目の方でしたが、すごく気さくで明るく大変お話の面白い方です。
その方のとてつもなくなんの気もない発言にぼくはハッとしました。

「ブログ、元気にお仕事されてるんだなぁとか面白いこと言うなぁと思って読んでますよ」

失礼かもしれませんが自分の母親ほどの年齢の方がぼくのブログをきちんと読んで下さっていることにまず驚き、それを面白いと評価して下さっていることに内心「社交辞令かな?」とも思いました。

でも、わざわざ社交辞令を言うくらいならそもそもブログを読んでいること自体伝えないのでは?
そして、その方はそういう社交辞令とかをいうタイプの方ではない、そう感じました。

美容師として、仕事の一部としてお客様の役にたつブログを書くということは価値のあることだと思います。
ただ、そんな情報はこのインターネットの海の中には赤潮が起きるほど溢れかえっていて、「アッシュ」というワードで検索すれば何十万もの記事や画像を返してくるのが今の世の中。
ブログを読む人も減り、ブログを書く意味をビジネス的に捕らえていた人達はそのツールを捨てて動画やライブといった次の戦場へと赴く。

きっと職業人としてはそれが正解なのでしょう。
でもぼくは人間として、自分の過去や現在、経験や体験、この性格やこの思考、その中からひねり出した言葉を羅列したクソくだらない何の役にも立たない記事にこそ自分らしさが染みついているように感じ、それを面白いと感じてくれる方がいるならそれは十分すぎる価値になるし、もし1人もいなくなってもぼくが面白いと思っているうちは好き勝手書いていくんだろうな、と俯瞰的に思っています。

美容師スズキユタカとしてヘアスタイルのことを書きたくなれば書くし、人間スズキユタカとしてふざけたくなればふざけるし、もっとリソースを割きたいこと、割かなきゃいけないことがある時は平然と書かずに放り投げておく、そんなスタンスでいいのかな、と。

例えていえば、昨日の夜は猫でも引くくらいの量のハタハタを手に入れ夜通しさばくというのがぼくの最重要事項であり、ブログを書こうなんて1ミリも思い浮かばなかった、そんな日々です。

逆に今は休日に近所の小さなカフェに1人で居座り、カウンターの向こう側のオーナーさんとふたりきりの空間でひたすらこのブログを書いています。

こういう時間が言葉とインターネットを融合させたヒト足り得る時間で、それがぼくの何かを満たし、さらにそれが強くもなく弱くもなく優しく撫でるくらいに誰かに触れていく、それくらいの存在感が程よいなと言うのが今。

とりあえず言えるのは、ブログで集客とか、今さら貝殻拾ってきて「コレト物ヲ交換スレバイインジャネ?」みたいなこと言ってるのと同じですからね。
自分らしく。やめはしないけど必死にもやらない、そんな感じが心地いいなぁと思う今日この頃です。

ちなみに、昨日はここは賽の河原かと思うくらい延々とハタハタを捌き白子とつぶこで煮付けを作ったのが午前4時だったことだけお知らせしておきます。

また会う日まで。

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宮城県仙台市青葉区、KiRANA SENDAIのクリエイティブディレクター/統括マネージャー。1980年6月14日生まれ。O型。
「その人に寄り添うヘア」をモットーに手入れのしやすさ・自然なのにキマる髪型を追求しています。
柔らかい女性らしいスタイル、ダメージを感じさせないカラーリングが得意です。

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