仙台市青葉区の美容室、KiRANA(キラーナ)で粛々と美容師をしております。スズキユタカです。
人のふり見て我がふり直せとはよく言ったもので、自分が今どういう状況に置かれているかを客観的に見ることって大事ですよね。
ぼくはどちらかというとネガティブ思考なんだと自分では思っていて、それはそれで悪いことばかりでは無いようには思っています。
自信がないから自分の技術は本当にこれでいいのかな?って驕らずにいられるし、自信がないから色んなことを学ばないと行けないとも思うし、周りの人のいいところも見えて吸収しようと思えてはいます。
これが、全て自分が正しい!みたいな考え方だときっと「ラーメンはミソが1番旨いに決まってる!」とか、「メスの仔牛の肉以外は肉じゃねぇ!」とか、「素材で勝負してるうちは職人じゃねぇ!」みたいな高圧的な思考になっちゃいそうで。
美容師の仕事でいえば、「おれがこれがかわいいっていえば、それ以外はダセェ!」とかになるんだろうし、行き過ぎると他の美容師さんに対して「おまえの作るスタイルはダセェ!」とか言いそうで。
そうなっちゃうと、お客様の要望よりも自分のセンスとかそういうのを押し付ける美容師なのかな、と思われかねないんじゃないかな?と。
もちろんそういう自信のある態度とかマウントをとっている姿をみて「ああいう人になりたい!」ってなる人もいるんだろうし、そうできるなりの実力や努力があるのだろうから、それはそれですごいな、とぼくは思うんですが。
そのへんはバランスが難しくて、ぼくとしては「お客様の要望やお悩みの部分は汲みつつ、最後はぼくの判断でいいと思うものを提供する」というのがベストで、それって最終的には「自分目線」なのか「相手目線」なのかの差なのかな、と。
ぼくは食べ物の好き嫌いとか無いんですが、ホワイトアスパラガスとパクチーだけはダメです。認められません。
むしろ、ホワイトアスパラガスとパクチーはただの白い茎とそのへんの葉っぱとしか認識していないので「食べ物に好き嫌いはない」と断言しています。
パクチーなんて、通ぶりたい誰かが「お、これギリギリ食える変な味やん。これ美味い言っといたらみんなと違うしイケてるやろ」って言って突然そのへんの葉っぱ食いだしたんじゃないかと思ってるんですがw
でも、一時期パクチーブームあったじゃないですか?ああいうのがあると、「あれ?ぼくがおかしいの?」ってなるんです。
だからといって苦手なもんは苦手ですがwww
ホワイトアスパラガスにいたっては、あれはぼくの推測だと宇宙人の仕掛けた罠です。
得体の知れない液体に漬け込まれた白いアスパラガス。危ない匂いしかしません。
きっとあの液体にはDNAに染み込んでいく何かが混ぜられていて、何世代もの間に少しずつ人間の身体に影響を及ぼし、遠い未来、地球人同士で殺し合いをするようにプログラムされているのです。そして人類が滅亡したところに宇宙人がやってきて地球を乗っ取る。そのシナリオになぜみんな気が付かないんだろう?と。
こういうのはパクチー好きな人やホワイトアスパラガスフリークの人、ひいてはパクチー農家の方やホワイトアスパラガス農家の方にはとんでもない冒涜になるんでしょう。
モノには大抵作った人がいて所有してる人がいて、その人たちはそれをいいと思って世に出したりチョイスなりしてるわけで、一概にそれを自分基準で間違い!っていうのは世界が狭まりそうで怖くてぼくにはできません。
なんの話かよく分からなくなってきましたが、ぼくは誰かにマウント取れるほど立派な人間では無いので自信満々に持論を展開するようなことも出来ないけど、自分の世界の正解しか見えなくなるよりはそれでいいかなぁと思って慎ましく生きて行こうと思いますw