仙台のキラーナという美容室で美容師をしております。スズキユタカです。
先日、3回目となる「KiRANA キッズカットワークショップ」を行いました。
今回も定員を上回るご応募を頂き抽選となるくらいにはこういう機会がニーズとして求められているのを、回を追うごとに実感しています。
今回ぼくが担当させて頂いた方はバッサリカットしたいという方が多く、写真とか動画撮ってる暇も無いくらいにみっちりアドバイスさせて頂きました。
なんか、親って基本的にこれくらいの子供にしたら絶対的な存在なわけじゃないですか。
ぼくも小学校低学年の頃に運動会と被ってしまった仮面ライダーを予約録画してくれと頼んだのが全く違う局の「題名のない音楽会」が録画されていて泣きわめいた記憶があります。
ぼくにとって、親が録画の設定を間違うとか微塵も予見してなかったわけです。
それくらい親はなんでも出来る存在だったんですよね。
こういうワークショップでそんなお母さん(お父さん)が自分の範疇にない新しいことにチャレンジしながら真剣に向き合う姿って良い影響しかないと思うんです。
あまり写真とか撮れませんでしたが、最後に担当した子。
元々は胸くらいまであった長さをバッサリと。
途中、飽きてきてグズグズした瞬間もありましたが切り終わると「ママが切った髪の毛かわいいー!」と大はしゃぎ。
これはほんとにぼくでも、恐らくどの美容師でも呼び起こせない感情です。
常々、「どう切るかより誰が切るか、どう染めるかより誰が染めるか」という部分の大切さを意識するように気を付けているんですが、これはもう意識してどうにかなるレベルではないですねw
美容師として直接髪を切るだけでは無い価値の作り方がまだまだあるんだなと、このワークショップをやる度に実感します。
次回はまだ詳細が未定ですが、まだご応募頂いて抽選でもれてしまってご参加頂いて無い方もいらっしゃるので必ずやりたいと思います!