仙台の美容師 スズキユタカのブログ/美容室KiRANA@仙台

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日本代表はクソ、そんな気持ちにさせる1分半

約 1 分

仙台のキラーナという美容室で美容師をしております。スズキユタカです。

眠い…

昨日はもちろん

W杯ベスト8をかけた日本代表の試合。
前半を0-0におさえて期待を高め、後半開始10分足らずで2-0とリードし、日本全国に夢を見させたあと、3点を献上して逆転負け。

まぁ、日本らしいと言えば日本らしい結果となりました…。

94年アメリカ大会の決勝、イタリアvsブラジル。PKまでもつれ込んだ死闘の末、当時世界最高峰のプレイヤーと賞賛されていたイタリアの至宝、ロベルト・バッジョがPKを外し天を仰いだあの夏の日。
若かりし頃のスズキ少年もまた、天を仰ぎ諸行無常を知るのでした。

その少年もかなり拗れながら20年あまりを過ごし臨んだ今大会。
世間の白い目にも近いほどの無関心をよそに、波紋を呼んだ肉を切らせて骨を断つパス回し戦法で勝ち取った決勝トーナメント。
ここまで来たらあわよくばベスト8まで行ってほしいと思いながら朝3時を迎えました。

余談ですがベスト4以上はまぐれで勝ち残ってはいけない聖域なので、ベスト8まで勝ち残った末、気持ちいいほどブラジルにコテンパンにやられて欲しいというのがぼくの中のベストなシナリオでした。



賞賛が怒りに変わった時

そして、前述の結果。3点目を取られた瞬間までは覚悟していた部分はあるのでさほど落ち込みもせず、むしろいい試合をしてくれてありがとうというのが率直な感想でした。
香川のムズムズさせるようなタメも、乾の文字通り目が覚めるようなワールドクラスなミドルシュートも、川島のもはや鉄板ギャグとなったパンチングでさえも賞賛すべき日本代表のコンテンツのひとつとなっていたのです。

3点目を取られた瞬間までは。

川島の「ほらな」と思わせる次元が歪んだかとしか思えないポジショニングからの1点目の失点も、川島の何度となくベルギーのチャンスを演出するダイレクトパスかと思うほど相手選手のいるところに転がっていくセービングも、川島のそこまで難しくはないコースや真正面に来たシュートをビッグセーブに見せる大げさかつ安定感にかけたプレーも愛すべきサムライブルーの一部として楽しめる感情があったのです。

3点目を取られた瞬間までは。

今大会の日本代表の平均年齢は28.3歳。歴代の日本の中で最年長です。
つまり、4年後のW杯はほぼ全選手がピークを過ぎ招集されるかも危ういのは本人達が1番分かっているはず。
つまり、プロフェッショナル=ケイスケホンダの言葉を借りれば「これが最後のワールドカップ」なわけです。
そんな最後の試合に残り1分のところで逆転を許す辛さは計り知れません。

日本代表の魂はどこへ。

しかし。
しかしですよ。
彼らは日本代表なわけです。
決勝トーナメント進出のために最大限の可能性にかけ、勝負を捨てて時間稼ぎをしても全然構いません。
それは小さな負けの先の大きな勝ちを取りに行ったのですから。日本を代表してひとつでも進むためにやったのですから。

3点目。ゴールが決まって残り約1分。
サッカーの世界ではキックオフから30秒以内に決まったゴールもたくさんあります。
最速はぼくの知る限り2秒です。
まだやれたんです。
あそこで凹んで下を向いて、しゃがみ込んで、呆然自失の表情を浮かべ、慰めを待つにはまだ早かったんです。

あそこで岡崎がフィールドにいたら、迷わずゴールの中のボールを一目散に取りに行き1秒でも早いリスタートを目指したはず。
98年、日本が初めて出場したフランスW杯。
そのフランスW杯の予選突破の原動力であり日本サッカーのレジェンドでありながら本大会のメンバー選考から漏れたカズ。
魂みたいなものは向こうに置いてきたそんなカズもそういう時は勝利を掴み取るために必死になる姿を何度も見ました。

その後のW杯メンバーにも、ゴン中山、世界のナカタ、闘莉王、なかなか世界に通用しない日本サッカーの中でも気持ちを強く前面に押し出してプレーするメンバーがいたのです。

しかし。
ぼくは3点目を取られた瞬間、日本代表チーム全員が絶望の渦に飲まれベルギーゴールを目指す気持ちが一切無くなったのを目の当たりにしました。

弱小中学〜県ベスト8まで行った高校、6年間だけですが何よりもサッカーに打ち込んだ過去に縛られたスズキ中年の悲痛な叫び。
なぜ、勝ちを諦めず1秒でも早くリスタートし、もう一点を取り返しに行く気持ちを誰も見せてくれないのか。

それまでの「よくやった日本!夢見させてもらったぜ!」的な気持ちは一気に雲の中に消え去り、ぼくが見た2018日本代表はただの負け犬と化し23人のサムライは戦う魂を捨てた落武者に成り果てました。

意地でも決勝トーナメントを勝ち取ると賭けに出たパス回し戦法。あれさえもいまのぼくにとっては消極的な他人任せの行き当たりばったりにしか思えなくなってきました。

確かにいい試合だった、後半途中までは良く猛攻を耐えた、ゴールもワールドクラスだったし蓋を開けてみれば今までの代表チームに遜色ないすごくいいチームだった。
ただ、誤解を恐れず言えばベルギー戦3点目を決められた日本代表は

クソだった。

ミスをした、失点したとかではなく文字通り日本の期待を背負った代表選手として、未来ある全てのサッカー少年の目指すべき場所にたったサッカー人として

クソだった。

Twitterでは「ありがとう」とか「感動した」、「よくやった」そんな言葉がTLに流れながらぼくの心の上をもサラサラとなんの意味も持たずに流れていき、その下でぼくの中のドロドロの消化不良に飲まれて漂っていました。

そして事実が確認したくてアプリで確認しました。

ゴールに吸い込まれたボールはベルギーの選手がピッチ外に蹴り出していたので取りに行けるシーンでは無かったことにその時気付きました。
そして、川島と長友が倒れ込み項垂れるほかの選手に声をかける姿も見ることができました。
確かにぼくが見たかった失点後のリスタートは不可能でした。

それでも、3点目を取られてからリスタートまで1分半以上経っていたのも確認しました。
日本サッカーの歴史に残る93年のドーハの悲劇。日本が初めてW杯に行けるのではないかという期待を残酷なまでに切り刻んだあの瞬間。
あの時でさえリスタートまで30秒です。
何とかしようとしている姿を見て、まだ何とかなるのかも知れないと見てるぼくも、儚い夢を最後の笛がなるまでの数十秒ですが見続けられました。

諦めて欲しくなかった。
日本代表はベスト8に行ける試合をしました。
世界中の批判を受け止めてまでもぎ取った決勝トーナメントだったはずです。
そんな場面だからこそ、最後の笛がなるまで日本代表の魂を見せて欲しかった。

これから日本代表になる選手が不退転の覚悟を持って世界と対等に戦えるようになるためには負けるにしても負け方ってものがあるんじゃないのか?

それが昨日の、2018W杯の日本代表に感じたぼくの全てになってしまったことが残念でなりません。

強くなったのかもしれない。
上手くなったのかもしれない。
それでもぼくは今回の日本代表の終わり方は、がっかりしかしませんでした。

とりあえず、残りのW杯、日本代表が去る以上ぼくなりに楽しみながら見たいと思います。

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宮城県仙台市青葉区、KiRANA SENDAIのクリエイティブディレクター/統括マネージャー。1980年6月14日生まれ。O型。
「その人に寄り添うヘア」をモットーに手入れのしやすさ・自然なのにキマる髪型を追求しています。
柔らかい女性らしいスタイル、ダメージを感じさせないカラーリングが得意です。

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