37歳まであと一ヶ月を切りました。
どうも。久々にクソブログを書きたい衝動に駆られてしまいました。真面目に書いてきた記事達にまずは陳謝して書き進めて参ります。スズキユタカです。誕生日は6月14日です。
さて、先日こんなニュースが流れていたことをご存知でしょうか？
業務用わさび最大手の金印（名古屋市）が、日本原産の香辛野菜「本わさび」に含まれる成分がヒトの育毛を促すメカニズムを初めて解明した。
引用:tokyo-np.co.jp
こ、これは…
我がスズキ家は両親の祖父が父方、母方双方とも見事なまでに頭皮を露わにしており、まるでそれは体育館で思う存分はしゃぎまくった小学6年生の体育着のヒザよろしくテカテカしていて哀愁の漂う様相を呈していたのであります。
そんないわゆる｢サラブレッド・オブ・ハゲ｣、「ハゲ界のディープインパクト」であるぼくですが職業は美容師。
お客様の大事な髪を預かる身としてはDNAに運命を委ねるわけにもいかず、劣性遺伝子を覆す知識と技術を身につけるべく毎日の修練をしているわけです。
これはお客様のためにも、1日でも長い延命処置を毛乳頭に施さねばなりません。
ということで
金色に輝く「特選」の文字。
効く気しかしません。
ここで一つ昔話を。
生まれつき「M字」だったぼくのかわいい生え際。
あれは中学生の頃。今から二十年以上前のことです。その頃の宮城県と言えば暴走族全盛期。
我が母校もなかなかの荒れ具合を誇っておりました。
学校の窓ガラスが割るのなんてチップスターの最後の2枚が割れている確率と同じくらいの頻度で起きていたし、義務教育なのに停学とかざらだったし、何ならまだ免許を持っている年齢の人はいないはずの原付が校舎の中を走るという凶行があったとか無かったとか…
そんなハゲしい中学校において、「M字」の生え際は「M字」の生え際とは捉えられず、それは「そりこみ」という名のヤンキーの証と認識が歪められる悲劇が起こりました。
入学後間もなく「ボンタン」を履いた先輩から呼び出され事情聴取を受けるスズキ少年。
結果からいうと仲良くなりました。
理由はヤンキー達の道しるべ、尾崎豊と同じ「ユタカ」だったから。
ヤンキー、簡単かよ！
さて、それから20数年を経て酸いも甘いも知り尽くしてきたぼくのデリケートゾーン。
いざ。
エロイムエッサイムエロイムエッサイム
われは求め訴えたり！
いでよ、毛髪！
え…
ちょっと待って…
くそいてぇ…
しみるどころじゃない…
あつい…
あついよ…
そして臭いよ…
ワサビのにおいだけど少しも食欲そそらないよ…
ひたすらに臭いよ…
おじいちゃん…
生きるって辛いんだね…
今までワサビを付け続けてきた魚介類の皆様、ワサビの海に身を投げざるを得なかった麺類の皆様そして何よりこんな地獄のような思いをさせられ和えら続けてきた菜っ葉類の皆様、弁解の余地もございません。
心よりお詫び申し上げます。
そんな気持ちで懺悔と苦悶の螺旋の中、もう1度先ほどのニュースを読みながらワサビが浸透するのを待ちましょう。
本わさびの葉から、アンチエイジングに効果があるポリフェノールの一種である「イソサポナリン」と呼ばれる成分を抽出。ヒトの頭皮の毛根にあり、発毛に関する物質伝達をつかさどる「毛乳頭細胞」にイソサポナリンを加えて培養すると、細胞が活性化する効果が観察された。活性化の度合いは、市販の育毛剤の有効成分に使われる「ミノキシジル」を加えた場合の三倍に達した。
引用:tokyo-np.co.jp
本わさびの葉から
引用:tokyo-np.co.jp
この痛くて臭いヤツ、根っこだろ！
絶対根っこだろ！
ここには根っこしかいねぇよ！
イソサポナリｨーーーンｯ！！
※良い子はマネしちゃダメ！ゼッタイ！
というわけで、研究者の皆様、実用化に向けた治験の際はぜひお声がけ下さい。
ちなみに
こちらが頭皮の「バルジ領域｣まで働きかけてペプチド、植物エキスで頭皮環境を整えてくれる「エステシモ セルサート トランクリーコンク」。
「夏に乱れる頭皮環境にはコレ！
なんと！！痛くも臭くもない！」
KiRANAでは本ワサビよりも全力でこちらを擦り込むことをオススメしています。
これを書くのに1時間。
その間、明日撮影で店の鍵が必要な店長・今野は受付で待機。
おじいちゃん。ぼくはこうやってたくさんの人に支えられながらも一生懸命生きています。
追伸:この後、ワサビを添えて美味しくお刺身を食べたこともご報告して結びとさせていただきます。
ご読了ありがとうございました。
