仙台のキラーナという美容室で美容師をしております。寒色の貴公子ことスズキユタカです。
先日、カレーで勢いつけてましたが
その後たどり着いたのがこちら。
シャレオツな外観!
ここは岩手県は一関市の美容室「verde」さん。
こちらにスロウカラーのセミナーをしに馳せ参じました。
スロウカラーの特徴や注意点などをさらっと説明させていただいた後、スタッフさんをモデルに実際カラーをば。
こちらがビフォア。
写真だとわかりにくいですがベージュっぽい感じに褪色されてました。
今までバイオレット系とかが多く、染めてから2ヶ月ということでしたがあまりバイオレット感は残っておらずどちらかというと寒色っぽい褪色の仕方。
そして根元の新生部の地毛はなかなかに「黒」って感じです。
赤みを入れてもいつも抜けてしまうとのこと。
うーむ…
状況判断してみた結果、おそらく抜けるのではなく赤みが出にくい髪質なのでは?というところに行き着きました。
地毛の黒も色素が濃いのではなく、青みが強い髪質なので黒っぽく見えやすいんではないかと。その色素が邪魔をして赤みが出にくい感じでしょうね。
その辺を考慮しつつモデルさんのご希望の「今より若干落ち着いた明るさの柔らかめなバイオレット」に。
まぁ、そこは寒色の貴公子ですから「寒色寄りのバイオレットベージュ」みたいなところに落とし込んで行こうかと。
ということで、薬剤を調合し始めた矢先、verdeのスタッフさんから言われました。
「早く混ぜないと目盛り消えます!」
「8秒経つと消えます!」
ちょwww
なんなのその死の宣告みたいなシステムwww
とりあえず急いで薬作って塗布。
※画像はverdeさんの千葉店長のインスタからお借りしました。
そして仕上がり。
ビビッド過ぎない落ち着いた柔らかさのあるバイオレット。
春のナチュラルトーンの中にちょっとアクセント加えたい方にはこんな感じはどうでしょう?
いろいろお話させて頂いて、カラーに対しての意識とかに少しでも何かスパイスをプラスできるセミナーになっていればいいなぁと。
そして実は、verdeの千葉店長はぼくの前職場での後輩でした。10年近くぶりでしたが、こうやって再開出来たのは良かったなぁ。
verdeの皆さん、ありがとうございました。
負けないように頑張ります!