仙台の美容師 スズキユタカのブログ/美容室via@仙台

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僕の名は。シーズン2

約1分

どうも。スズキユタカです。

12月は今年最後に自分の集大成として一皮剥けた自分を感じていきたいと思ってます。

※写真に他意はありません。

さて、先日突然思い立ってこんな記事を書きました。

走馬灯のように人生を振り返ってますが、死期が近いとかではないのでご覧の中に死神関係の方がいらっしゃいましたら、今のところ予定はございませんので悪しからず。

前回は高校卒業までを、どSな量の文字数で振り返りました。つまり18年間であの量だったわけですが、思いの外読んで頂いたようで次を書けとのお声をごく一部からいただきました。
今回は美容学生の2年間を振り返ってみます。



〜美容学生時代〜

高校時代、色気づいて布を買ってきて市販の型紙を改造し自分で服を作ったりしていたこともあり器用さには自信がありました。
一度受験に失敗していることも棚に上げ(実際落ちた専門学校は男子はほぼ推薦でしか採っていなかったことを後日知ったものあり)座学も問題なく学校生活なんてチョロいと高を括っていられたものほんの数ヶ月。

いざ美容の実習をしてみると周りの方が明らかに器用で、自分は何をやっても中の中。
ランクを下げたと内心思っていた美容学校でとんでもなく挫折しました。
初めて自分は不器用だと認めざるを得ない状況。
勉強がさっぱりな同級生に、本業になる美容の技術で完膚なきまでに叩きのめされる屈辱。
なんであれ、結果的にはなんとなくOKラインにこぎつけていたそれまでと違い、自分に失望する毎日。

そういう状況に置かれたことがもしかしたら今に繋がる良い糧になっていたのかもしれません。
さらに恵まれたことにわたしを美容の道に誘うきっかけになった美容室でバイトをさせてもらうことになり、専門学生の2年間は周りより早く実地訓練を積むことができたのもアドバンテージになりました。

美容学校時代は練習は隠れて家でやったり、バイト先の先輩に教えていただいたりしてました。
なぜかそういう必死感を出すのは好きじゃなかったんです。それは今も少しあるのかもしれません。
よく、「悩みとかなさそう」と言われますから…。実際ないっちゃあ無いんですが(笑)

バイト先の先輩には遊びも教わり、一回りも上の先輩(担当してくださっていた大卒美容師の方)とよく朝まで仙台1の繁華街、国分町にいたりもしました。
いい経験だったと思いますし、その経験があったから遊ぶ時は遊ぶ、仕事や勉強をする時はするというスイッチが出来上がったのかもしれません。

そういった美容学校時代、新設校だった母校には行事という行事がなくお祭りごとが大好きだったわたしは物足りなく思っていました。
高校の時に服を作ったりしていたのもそうですが、「無いのなら作ってしまえホトトギス」みたいな思考があるので学校に直談判しました。
企画を出して実行委員長となりいわゆる文化祭的なイベントを創設したのが一番の思い出です。
みんなで案を出し作りあげたそのイベントは20年近く経つ今でも受け継がれていて、イベントの名前やロゴさえも当時のままになっていることに密かに感動しています。

そんな中、いよいよ社会という荒波に漕ぎ出す時期が近付き就職先を決めなければいけなくなりました。
時代は某ジャニーズのトップアイドル扮する美容師を主人公にしたドラマが一世を風靡し、テレビでも現役の美容師が髪型を作ってバトルするような番組が人気だったカリスマ美容師ブーム真っ只中。世に言う美容バブルの時代でした。
そんな華やかな舞台に憧れ、一時は東京に出たいと強く思っていたわたし。
いつもつるんでいた友達がみんな東京志望だったんですが、ずっと仙台で暮らしてきたわたしはふと、自分が東京に出てからの仙台を想像してこう思いました。
「仙台がつまらなくなる」
何様ですかねw

学生時代、バイト先の先輩が仲間内でやっていたイベントがありました。
ライブハウスやクラブを借りてヘアショーやファッションショー、ライブやDJ、時にはファイヤーダンス…
そんなイベントを手伝い、最終的には引き継いでオーガナイズしていました。

最先端を行く東京。
都会になりきれない仙台。
そんなことを危惧し、みんな東京に行くならわたしが仙台を盛り上げて帰ってくる場所をつくろう。
そんなことを思うようになり、仙台に残って仙台を背負って立つ決意をしたのです。
何様ですかねw

そんなこんなで、その当時会社設立4年目にして4店舗あった勢いのある会社を見つけ面接を受けました。
面接の時は現役の美容師でもあった社長が、わたしが提出した一切の書類を忘れてきており、面接中にも関わらず「タバコ吸うなら吸っていいよ?」と言い放つ余裕に圧倒されたのを覚えています。もちろん吸いませんでしたが。

それすらやっぱり美容師って自由で尖っててカッコイイ!
そんなことを思ったあの頃は本当に単純でした。

面接の結果は合格。
またなんとなくうまく行っちゃう人生の流れに甘えていたのかも知れません。
その時は就職してから学生時代以上の挫折を味わうとは知る由もありませんでした。

to be continued…

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宮城県仙台市青葉区の美容室、viaオーナー。
「その人に寄り添うヘア」をモットーに手入れのしやすさ・自然なのにキマる髪型を追求しています。ライフスタイルに合わせた上質なカラーとダメージを感じさせない縮毛矯正が得意です。
店内にはキッズスペースも設け、お子様連れでもいらしていただきやすくなっています。

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